チョッキ銛とは魚の銛突きで使用し突いた魚の返しの役割があります。今回はチョッキ銛について説明します!プラスチックのチョッキ銛は3Dプリンターを使用して自作しました。かっこよい!
チョッキ銛を使用した漁獲を禁止している自治体が多くあるため使用の際は事前に確認が必要です。
チョッキ銛とは
魚の銛突きには銛の道具です。魚を刺した際に魚は暴れて逃げようとします。その際に写真のような先端部より着脱が可能なチョッキ銛といわれる返しが活躍します。チョッキ銛を使用することによって貫通した魚を逃がすことなく漁獲することが可能になります。
実際にボールペンを銛に見立てて説明します。
チョッキ銛なしの場合
チョッキ銛がついていない場合、魚を突きさした後に魚は暴れます。銛は写真のように先端が鋭利です。魚が暴れた際に先端が鋭利だと魚を逃がしてしまうことが非常に多いです。折角仕留めた魚を逃すことは非常にもったいないですし魚もかわいそうです。そこで登場するのがチョッキ銛です。
チョッキ銛付の場合
クリップをチョッキ銛に見立てて試してみましょう。輪ゴムをテンションに見立てます。チョッキ銛は本当は角の尖ったものです。それでは実際に写真でやってみます。
チョッキ銛付の竿の場合魚を刺した際に真ん中の写真のように先端部分(チョッキ銛部分)が外れるようになっており、右端の写真のように魚が逃げれないよう返しの役割になっています。銛で突かれて暴れる魚を逃がさないようにするのがチョッキ銛の役割になります。返しの役割になっているのがお分かりでしょうか?
上の写真のように返しであるチョッキ銛を使うことによって魚は逃げたくても逃げれない状態になり、ここからは釣りのようなイメージで魚を引き上げる作業が始まります。どうしても銛付というとTVの影響で「とったど~」の銛に魚が刺さっているイメージが強いのですが実際には返しを使って銛突きをする人も多くいますし主流になってきています。
チョッキ銛の材質について
鉄やステンレスのチョッキ銛が多いです。耐久性を考えると岩や塩害に強いものが好まれますが消耗品の位置付けです。使用して破損した場合は新しいものを購入する場合が多いです。いまプラスチック素材でのチョッキ銛を開発しています。写真は試作品です。
プラスチック製のチョッキ銛です。PLA樹脂は植物由来のプラスチック素材でトウモロコシなどに含まれるデンプンを使用しています。普通の室内環境下では分解することなく通常のプラスチックと同様に長期保存が可能です。使用後に土中などの環境下に置くことで分解され最終的には水と二酸化炭素に分解される環境に優しい素材です。
銛突きをして岩などをついてしまいプラスチック製のチョッキ銛が割れても分解してくれるので非常にエコで優しい商品になります。
上の写真はステンレス製のチョッキ銛です。先端が尖っていませんがチョッキ銛を自作したいという方が非常に多いので穴あけ加工のみした銛になります。上下の穴あけ加工のみを行ない先端部の羽や銛については自作できるようにしてあります。詳細はこちらをクリックしてください。
自作でチョッキ銛を加工したい方向けに穴加工したステンレス製の銛の原型を販売します
チョッキ銛のカラーについて
赤色のチョッキ銛を3Dプリンターで自作してみました。かっこいい~!ネットで赤色のチョッキ銛はあるのか検索したところ出てこなかったのでプラスチック製のレッドチョッキ銛はオリジナル商品になります。
このブログを記述したのは浜田紙業株式会社の後継者で3代目の浜田浩史です。後継者や会社経営者として思うことや趣味のことなどを発信しています。筆者は食べることが大好きで魚どころである北陸地方の石川県金沢市出身です。金沢には近江町市場や日本海も近くにあり海の幸が豊富にあります。
最近マウンテンバイクにも載っています。趣味や日々のことを記述しているブログですので皆様良かったらご覧ください。
こんな会社で働いています。
会社の後継者で3代目です。