魚を熟成する際に様々な道具が必要になります。今回は魚屋で使用する包装紙グリーンパーチ紙を紹介します。下記の写真の紙です
グリーンパーチ紙とは
グリーンパーチ紙とは魚を包装する緑の紙で魚から出る血やドリップを吸収する特殊な包装紙です。写真を見てわかるように鮮度を保ちながら余計なドリップを吸収します。一般的にはあまり出回らない商品ですが、当ブログを記述している浜田紙業(株)のHPより購入が可能です。HPはこちらです。グリーンパーチ紙とは魚の熟成に必須の包装紙で浜田紙業で販売直販しています。
キッチンペーパー等で魚を包装することがあると思いますがグリーンパーチは適度に吸収するところに特徴がありみずみずしい状態をキープしてくれます。
なぜグリーンパーチ紙は緑色なのか
一般的な包装紙は白色が多いのですがグリーンパーチ紙は緑色の紙です。魚から出る血やドリップは赤色のため白色の包装紙で包むと血が目立ちます。
赤色⇔緑色
赤の反対色は緑色です。つまりグリーンパーチ紙で魚を包むと血やドリップが目立ちにくい効果があります。
写真の通りドリップを吸収するとグリーンパーチの場合は写真のような色になり血やドリップが何色か目立ちにくくなります。グリーンパーチ紙を使う方からは「血が目立たないのでプレゼントしやすい、衛生的である」と好意的な意見が非常に多いです。血が目立たないというのはありがたいですね。
グリーンパーチの使い方
柵取した切り身や釣り、仕立てした切り身を包装します。パリッとした紙なので非常に使いやすく耐水性があり破れにくいのが特徴です。写真を見てわかるように魚からドリップが大量に出ているので1日1回グリーンパーチ紙を交換することをお勧めします。
私の場合は2~3日ほど真空の冷蔵庫に入れてから食べます。
効果について
効果ですが新鮮な状態で刺身を食べるとコリコリとした食感を楽しめます。逆に2~3日グリーンパーチで寝かせた魚はコリコリ感は少なく魚本来のうまみ成分が出ておりねっとりとした味わいを楽しめます。少し醤油につけて食べるだけでおいしく食べることができ、今まで新鮮な魚がおいしいと思っていましたが寝かせた魚も旨味があり非常に食べやすいことが分かりました。
サイズについて
多種多様なサイズがあります。ロール状にして付属のカッターや箱で魚のサイズに合わせてカットすることが可能です。小さい魚から大きなマグロのような魚まで対応しています。グリーンパーチ紙は762×1016mmの四六判というマグロやブリなどの大型魚を突詰めるサイズから自前の断裁機にてパーチ紙を断裁することによってお客様の希望に合わせたサイズにカット可能です。
グリーンパーチを使ったお客様の声
釣り現場で津本式の弱真空パックまですると、かなり良い状態で持って帰れました????
グリーンパーチ紙が大活躍です♪#津本式#究極の血抜き#津本式究極の血抜き応援ファンサイト#グリーンパーチ紙#紙の宅配便#浜田紙業 pic.twitter.com/lnZls4I4QK
— 津本式究極の血抜き【公認】応援ファンサイト ????❤️???? (@tsumoto_fun) August 22, 2020
ツィッターのつぶやきです。
その他のお声はこちらです。
〇一度使うと他の紙は使えない。パリッとしていて魚を包みやすい。
〇破れにくくてヒレ破れを防いでくれる
〇なぜ小売店に売っていないのですか?
〇魚を使う我が家では必須の包装紙です。ドリップを程よく吸収してくれて熟成効果もあるので重宝しています。
魚ポリ袋とのセット販売について
270×700×0.045mmの魚用ビニール袋と併用することで真空状態を作り出し魚を寝かせることが可能です。
このサイズのビニール袋はホームセンターや釣具店などの小売店で販売していないのでお客様より「どこに売っている?」といった問い合わせを数多く頂きます。魚ビニール袋の詳細は下記に記載しています。
まとめ
グリーンパーチ紙は魚の熟成適しており、熟成に使える包装紙です。
このブログを記述したのは浜田紙業株式会社の後継者で3代目の浜田浩史です。後継者や会社経営者として思うことや趣味のことなどを発信しています。筆者は食べることが大好きで魚どころである北陸地方の石川県金沢市出身です。金沢には近江町市場や日本海も近くにあり海の幸が豊富にあります。
最近マウンテンバイクにも載っています。趣味や日々のことを記述しているブログですので皆様良かったらご覧ください。
こんな会社で働いています。
会社の後継者で3代目です。