後継者として継ぐべきかどうか悩んでいるあなたにむけて紙問屋の3代目がブログを書きます

当サイトについて

熟成です

魚好きの著者がブログを書いています。画像をクリックするとサイト概要へ移動します

熟成道具の販売はこちらです

熟成道具のサイトはこちらです

カートをクリックすると販売サイトへ移動します。

強みの作り方の教科書を読んで感じたことですが、自分の使命って何だろうか?と改めて考えるきっかけを与えてくれました。

私は創業72年の紙問屋の3代目なのですが、4年前に入社しました。

それまでは神奈川県で学校の先生をしており商売とは無縁の生活をしていましたが、心のどこかにいつも会社のことが気に掛かっていました。

結果、会社を継いで良かったなと思っているのですが継ぐ前はずっと悩んでいました。

会社は私の祖父が創業し父親が現社長です。子供のときから社長の息子と言われていましたが何となくそれに違和感を感じ別の道へ。

ありがたかったのは両親も会社を継げとは一言も言わず「自由に生きなさい」と言ってくれました。

しかしそう言われると逆に継がなくて良いのかなという気持ちになり、教員しながらもソワソワしていました。

そして30歳前に結婚し子どもも生まれ、同僚が家を建て出した時に焦り出します。

「縁もゆかりもない神奈川県に家を建てるのか?」と思い自分の人生を見つめ直しました。

おそらくこのまま65歳で定年迎えて

「あーいい人生やった」と言えるのか?と思うと言えない気がしたのとやはり親には育ててもらったという恩があり

「継がせてもらおう」と言ってお願いした記憶があります。

文章では簡単に書いていますが7年間悩みました。笑

入社して今もいる社員さんに

「ひろしくんが教員になるって言った時は驚いて少し残念やったけど継いでくれてありがとう」と言われた時に

「あ〜入社して良かった。。」と思った記憶があります。

私の場合は時間はかかったけど継いで良かったと心の底から思っている人間です。

色々ありましたが時間がかかった一つの理由に

「相談できる人がいない」ということがあったのかもしれません。(もちろん最後は自分で決めなければなりませんが)

というのも当時は教員でしたから、周りは一生涯教員という人ばかりです。

経営者の知り合いなんてのは全くいません。今は後継者の知り合いもたくさん増えましたがよく決断できたなぁと思います。

初めて携帯でブログを書いてみましたが書けるもんですね。

続きはまた今度。

タイトルとURLをコピーしました